今年度7月より、4代目代表理事に選任いただきました。
私自身は、平成15年より岐阜市内において、NPO法人にて1ユニット、平成29年より2ユニット新設し計27名の事業所を運営しており、且つ、日夜現場のプレーヤーを兼務しております。現場職員目線と経営者の目線の両方から、会員各位とその入居者様のお役に立てればと思っております。若輩者ですがよろしくお願い申し上げます。
さて、当協議会は平成13年に岐阜県グループホーム研究会として発足し平成16年にNPO法人化を経て現在に至ります。認知症の方とご家族の為、グループホームの介護の質の向上と会員事業所の経営支援、その職員に対する質の向上を目的として設立されました。
認知症介護の切り札として、2000年の介護保険施行とともに、出来上がったグループホームは、地域密着型サービスと位置付けられ、現在では看取りまでを見据えた終の棲家として県内298事業所4535名の認知症ケアを地域で担っております。 認知症である方に対して、家庭的な環境のもと、地域と交流をしながら最後までその人らしく生活し続けるよう、各事業所が地域に根差し日夜ケアに励んでおります。国、県、各市町村に対して、利用者様の声、事業所の声を届け、より良い環境を、また、事業所、そこで働く職員さんにとっても有益なご支援ができるよう取り組んでまいる所存でございます。今後とも、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
お困りごと、ご相談、活動に対するご意見も、当協議会にご遠慮なくいただけますようお願い申し上げます。
最後に、新型コロナウイルス感染症という未知なる病気との戦いのなか、ケアに取り組んでいただいている会員各位の頑張りに最大の敬意を示すとともに、さらなる健康の継続とご発展を祈念いたします。
令和2年7月吉日
代表理事 加藤 剛